Sena’s diary

ほんとにゆる〜く書いてます。

教養【哲学対話】

こんにちは!

どうしても言いたいことがあったのでちょっとだけ!

つい最近、るろうに剣心〜The final〜を観に行きました。ネタバレになるといけないので何も語りませんがアクションといい画の綺麗さといい、本当に感動するのでおすすめですという報告でした。以上です。(笑)

今回のブログは教養【哲学対話】について書きたいと思います。

マーク・トウェインの『人間とは何か』の利己主義について考えました。

事前課題としてこの作品を読んだときは老人の考え方に賛成派でした。

正直なところ、何を考えても人間は結局利己主義なのではないかと思ったからです。

例えば、自分の大切な人が目の前で人質に取られていたとして、自分が代わりに人質になるのか考えたとき、私は恐怖心次第なところはあるけど気持ち的には身代わりになろうと思います。

その理由は、目の前で大切な人が死ぬのをみてその後を生きていくのが辛くなるし何をしてても考えて罪悪感をずっと抱えながら生きていくのがいやだなと思うからです。これは結果だけをみると大切な人を守るいい人、のような風に見えても動機が利己主義でしかないなと思います。自分に置き換えて考えてみると、「あー自分ってこんなに性格悪いのか、、。」と虚しくなりました。(笑)

自分自身がこのような考えのため、どんな場面で考えてみても「どうせ自己満足、承認欲求を満たすための行動でしかないな」と思っていました。その後の話し合いで実際にみんなの意見を聞いたら結構利己主義派の意見が多くて少しホッとしてました。

でも、人間の行動の全ての動機が利己主義というのはあまりにも悲しいというか虚しいというか、そうじゃなくあってほしいと思ったり、、、

そうなると、倫理や道徳がやっぱり必要で、、、みたいな。

哲学を考えていると頭がぐちゃぐちゃになってまとまらないですね。

もちろん答えがあるものではないし、どの考えや価値観を持っていても間違いではないけどこれを自分の言葉にして意見を伝えるのは本当に難しい

普段からそんなに意見を言うタイプではないことと、何も考えてないことが顕著に出ました。

改めて、自分の意見を持つことは大事だなと。

今まで周りの人の意見について行くことが多かったり、好き嫌いを作らないようにして生きてきたので意見を持つことをすっかり忘れたアタマになっています。これから訓練しないとですね。

哲学対話の1週目はこのように「自分って性格悪いなー」と虚しい気持ちになって帰りました。

哲学対話2週目では、先週でた意見をぶち壊すかのような議論をすることに。 あんだけ利己主義派になっていたものに再度問いを立て、異化するというものです。問いによって当たり前に揺さぶりをかけてみる。これがまた1周目より全然難しい。

もはやどこから考えてみればいいのかもわからなくなったりします。この自ら問いを立てて遅い思考をするのがめちゃくちゃ苦手ということに気づきました。

まず問いを立てるのが難しい。凝り固まった考えを一旦まっさらにしないといけないので。そしてやっと出た問いを話し合って考えて、、。矛盾が生まれて考え直しての繰り返し。思考の体力が必要。考えてるだけで疲れてきて頭がオーバーヒートしそうになります。普段どんだけ考えてないか身をもって体験できました。

でも考えたら色んな考えが出てくるし、粘って考えることも必要だなと感じたので、哲学対話を体験したからには思考の体力作りやっていきたいです。少しづつでも体力がつくように。

そして哲学対話中にもみんなの意見を聞いてて思ったことがあって、みんな自分の考えを持ってるけど人それぞれ違うし今まで生きてきた環境とかで変わってくるんだろうけどそれも気になるなーと思います。前にやった自己分析大会のモチベーショングラフ作りの時も軽くみんなの過去をちょっと知れたけど、さらに気になるなーと思いました。

問いと答えのスクラップアンドビルドかー、、、。遅い思考って難しい、、、。

 

今日はこの辺で!あ、今週末るろうに剣心2回目を観に行ってきますっ。